会社員などサラリーマンとして働いている人のなかには、副業でお小遣い稼ぎを考えている人も珍しくありません。
しかし、会社員が副業で稼ごうと思っても、まとまった収入を得るのは大変です。一方、うまく立ち回ればちょっとした副収入を得ることも難しくありません。
この記事では、サラリーマンのお小遣い稼ぎ5選、簡単なバイト感覚で働く注意点について詳しく解説します。
サラリーマンの身でありながらお小遣い稼ぎをしたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
会社員の副業は想像以上に大変
会社員の副業は、融通が利きにくい本業と両立する必要があるため、想像以上に大変です。
働き方改革によって時間に余裕のできた会社員のなかには、余暇を利用して「副業を始めてみようかな」と考えている人もいるかと思います。
しかし、実際に副業で稼いでいる会社員は少数派といえるでしょう。大多数はサラリーマンの本業に忙しく、お小遣い稼ぎをするほど余裕がありません。
就業時間を終えてからバイトするのは大変ですし、土日祝日にバイトするのも大変です。
だからこそ、無理なくできる仕事を見つけることが重要となります。
サラリーマンのお小遣い稼ぎ5選
サラリーマンのお小遣い稼ぎ5選として、以下をおすすめします。
- アフィリエイト
- アンケートモニター
- フリマアプリで販売
- ECサイトの運営
- Webライター
以上の仕事は未経験からでも始めやすく、コツコツと続ければ稼げる可能性があるため、会社員として副業したい方におすすめです。
アフィリエイト
アフィリエイトとは、メディアに広告を掲載して広告収入を得る方法です。自分自身でメディアを運営する必要がありますが、不労所得を得られる可能性があります。
具体的にはブログなどを開設し、特定の商品・サービスを紹介する広告を貼るのが基本です。
アフィリエイトであればサラリーマンでも簡単に始められ、ほぼノーリスクです。サーバーの契約やドメインの取得、WordPressの導入など一定の初期費用はかかりますが、コツコツと作業できる方に向いています。
アンケートモニター
アンケートに回答するだけで稼げる仕事が、アンケートモニターです。特定の設問に対して回答するだけで稼げるため、ほぼノーリスクで挑戦できます。
サラリーマンの場合は稼働時間が限られているため、アンケートモニターのように空いている時間にできる仕事が適しているでしょう。
専門的な技術・知識も必要ないため、ちょっとしたお小遣い稼ぎになるでしょう。ただし、案件によっては単価が低く設定されているため、高収入は得られません。
フリマアプリで販売
何か不用品がある場合は、フリマアプリで販売するのもありかもしれません。
今は、フリマアプリを通して不用品を簡単に売れます。子供の頃に買ってもらったカードやゲーム、大人になってからコレクションしたものなど、なんでも売却可能です。
不用品販売は「お金にならない」というイメージがありますが、品物によってはプレミアがついていて高値で取引されることがあります。
例えば、遊戯王カードやポケモンカードなど、世界中にコレクターがいるカードゲームは1枚で数万円〜数十万円の値段が付くことも珍しくありません。
きれいな状態であれば、一気に稼ぐチャンスです。
その他、ハンドメイドで何か作って販売するのも良いですし、希少価値のあるものを仕入れて販売するのも良いでしょう。
ECサイトの運営
ECサイトの運営とは、インターネット上にショップをオープンさせ、商品・サービスを販売する手法です。
出店方法はレンタルショッピングカート(ASPカート)と大型ショッピングモール(モール型)があり、取り扱う商品・サービスによっては安定して稼げます。
もちろん、ECサイトを運営するためには基本的なECサイト運営のスキルが必要となりますが、軌道に乗れば他のジャンルに拡大できるなど拡張性に優れています。
うまく運営すれば大金を稼げる可能性があり、本業レベルの稼ぎを生むなど、魅力的な仕事の一つといえるでしょう。
ただし、ECサイトはすでに競合が多く、商品・サービスが売れずに在庫を抱えてしまうリスクが少なくないため、注意が必要です。
Webライター
サラリーマンとして特定の分野で活躍している人は、Webライターに挑戦するのが良いかもしれません。
Webライターとは、インターネット上のコンテンツを作成する仕事です。法人のオウンドメディアから個人のブログまで、多種多様な分野で仕事があります。
案件によっては単発で受注して働けるため、時間が限られているサラリーマンにとっても働きやすい仕事といえるのではないでしょうか。
簡単なバイト感覚で働く注意点
サラリーマンの方はお小遣い稼ぎを簡単なバイト感覚に思っているかもしれませんが、いくつか注意が必要です。
ここでは、簡単なバイト感覚で働く注意点について詳しく解説します。
闇バイトに引っかかる可能性がある
簡単なバイト感覚で働く場合、闇バイトに引っかかる可能性があります。闇バイトとは、高額報酬で巧みに誘い出し、犯罪行為で稼がせる仕事です。
例えば、SNSで「お金が欲しい」と呟いていると、DMで「良い仕事がありますが、挑戦してみませんか」と誘いがきます。もしくは普通の求人に紛れて、働ける人を募集している場合があり、判別が困難です。
すぐに稼ぎたい人や楽に稼ぎたい人にとって、高額報酬は目がくらんでも仕方ないかもしれません。しかし、闇バイトは一度足を踏み入れるとなかなか抜け出せないようになっています。実際に個人情報を握られ、犯罪行為に加担させられる人が後を絶ちません。
そのため、いくら簡単なバイトでも報酬が明らかに見合っていない場合は要注意です。
スキルが身につかない可能性がある
バイト感覚で簡単な仕事だけこなしていると、スキルが身につきません。誰でもできる簡単な仕事は時間を切り売りしているだけで成長につながらないため、注意が必要でしょう。
仕事によってはアフィリエイトやECサイトの運営、Webライターなど幅広いスキルを身につけられるものの、アンケートモニターやフリマアプリで販売するだけでは不十分です。
あくまでも簡単なバイトは、単に副収入を得るための手段と考えておくことを推奨します。
逆に働きながら成長したい人は、スキルになりそうな副業を探してみましょう。
逃げ癖がついてしまう可能性がある
簡単なバイトは、逃げ癖がついてしまう可能性にも目を向けなくてはなりません。
すぐに始められてすぐに辞められる簡単なバイトは、いくらでも代わりがいる仕事です。しかし、だからこそ「辞めても迷惑かけないだろう」と勘違いしてしまい、突然音信不通になるなど不誠実な対応を取る人がいます。
確かに簡単なバイトほどすぐに代わりは見つかりますが、何度も逃げていると逃げ癖がつき、本業でも嫌な仕事は避けるようになってしまいます。
もちろん、すべての人がそうとはいえませんが、実際に逃げ癖がついて仕事が続かなくなる可能性もあるため、注意が必要です。
副業は真面目にコツコツと働くことで着実に稼いでいくのがセオリーとなるため、すぐに逃げるのではなく適応するための方法を模索するのが良いでしょう。
まとめ
サラリーマンがお小遣い稼ぎをするなら、アフィリエイトやアンケートモニター、フリマアプリで販売、ECサイトの運営、Webライターがおすすめです。
どの仕事も専門的な技術・知識がなく始められて、一定の収入を稼げる可能性があるため、ぜひ副業として始めてみてはいかがでしょうか。
ただし、簡単なバイト感覚で働こうとすると闇バイトに引っかかる可能性があるため、美味しい話には十分注意しましょう。仕事内容に釣り合わない報酬が設定されている場合は、なぜ高額なのかを一度考えるようにしてみてください。
そのなかで自分自身に合った仕事を見つけられれば、より効率的に稼げるのではないでしょうか。